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2013年9月11日

日射病と熱射病について

じめじめした梅雨や高温が続き、体もきついですね。当然犬や猫も大変な毎日です。特に犬は、汗腺が少ないので□のハアハアというパンテイングによって体温調節をしていますが高温多湿、換気の悪いところでは、調節が間に合いません。頭部や椎頚部に強い日射をあびてしまうと脳内の温度が部分的に上がってしまい日射病を起こします。
直接日射を浴びていなくても、体温が上がることで、家の中や車中でもおこります。

予防は、炎天下での運動、外出を避けること、室内の温度管理、換気に気を付け、外にいる子は、風通しのよい涼しい場所に置いてあげてください。散歩は、早朝や夕方過ぎの涼しい時間帯にしましょう。舗装の照り返しは、頭部が地面に近い愛犬にとって危険です。

目立つ症状は、呼吸がはやくなり、体温の上昇があり、重症になると咽吐や、下痢、意識低下やけいれんを伴うこともあります。最悪の場合は、死にいたることもあるのです。

応急的には、とにかく体温をさげてあげることです。全身に冷水をかけ、頭部頚部を冷水で濡らしたタオルで冷やしてください。落ち着いたら掛かり付けの獣医師で治療を受けてください。