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2013年6月10日

犬の肥満の影響と対策

肥満は犬の行動や精神面に影響を及ぼし、動きが鈍い、疲れやすい、すぐに息切れする、寝てばかりいる、無気力などの異変がみられます。肥満が原因で引き起こされる病気として、ひざや股関節の痛み、高血圧による心臓病、呼吸困難、脂肪肝による肝機能低下、糖尿病などがあります。最近、飼い犬の首が太くなった、腰のくびれがないと感じたら肥満です。

また、犬の背中に触れた時に真っ平らに感じたら、重度の肥満といえます。理想的な体型として、胸囲よりウエストが細く、真上から見て腰にくびれがあることです。背中や胸部に触れた時に、背骨と肋骨が軽く感じられれば標準的な体型といえます。肥満の改善として第一に摂取カロリーを減らす事です。運動も重要ですが、それだけではダイエットにはなりません。

ドライフードや缶詰類を与えている場合、フードを減らした分、野菜や果物を加えてあげると良いでしょう。
野菜や果物は低カロリーですし、ビタミンや繊維質を補う事もできます。完全な手作り食を与える事も飼い犬の体質改善に効果があります。同じ分量でも手作り食は水分が多い分、摂取カロリーが抑えられます。手作り食は、ご飯類・肉・魚類・野菜・果物をバランス良く組合わせるのがポイントです。いずれにしても、おやつの与え過ぎは禁物です。