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2013年6月10日

猫の口内炎と、歯周病

口内炎は、口の中の粘膜におきる炎症で、歯肉や粘膜が腫れたり、出血が起きたりします。よだれが多くなり、口臭がつよくなります。猫ちゃんにとっては、強い痛みから食欲がなくなり、噛んだり飲み込んだりが難しくなります。慢性化しやすく、そのままにしておくと、脱水や栄養障害を起こし命にかかわります。原因は、様々でウイルス感染症、糖尿病、腎臓疾患にともなっておこることもあります。

歯周病は、歯石や歯垢に含まれる細菌が菌の周囲に炎症を起こす病気です。歯肉の炎症を歯肉炎、歯根まで進行すると歯周炎になります。歯肉が赤く腫れ、多量のよだれ、強い口臭がして歯色も茶色に変色します。ほうっておくと歯槽膿漏になり歯が抜けてしまうこともあります。風邪や貧血で抵抗力が落ちていたり腎臓疾患をおこしていたりネコ免疫不全ウイルス感染症にかかっていると症状が悪化します。

日頃から、食欲には、気を付けて食べ方がおかしかったり、食が細い時は、獣医師に診てもらいましょう。