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2013年6月10日

老犬、老猫に多い病気について

(A)老猫に多い病気としては、まず、腎臓病があります。前より水をごくごく飲んで、おしっこをいっぱいしているなとか、最近多く吐くな、とか思われたら、一度動物病院で尿検査などをしてもらってください。食欲のあるうちであれば、専用のフードが効果的です(延命効果)。また、糖尿病も多飲多食となる病気なのですが、血液検査の後、インシュリンやフード中心の治療になります。

(B)老犬(小型犬)に多い病気には、心臓病と歯周疾患です。心臓病は、興奮時の咳などで気づくケースが多く、早期発見のためには、7才を過ぎたら、健康診断をおすすめします。歯周疾患は、歯石が付いて歯肉炎となり、痛みや口臭が出て歯が抜けたりします。予防としては、歯磨きが有効ですが、すでに付いてしまった歯石は、全身麻酔をしてスケーリングが必要です。

(C)老犬(大型犬)に多い病気には、小型犬と同じく心臓病と、関節炎です。歩き方がおかしい、散歩の途中で座り込むなどの症状がみられ、5才以上からの発症が多いです。太らせないこと、適度な運動、年齢に合ったフードの管理が必要です。