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2013年6月9日

尿石症、膀胱炎、猫カゼに気をつけて

秋の風と共に寒さも感じるようになりましたね。犬も猫も寒さがストレスとなって病気にかかりやすくなります。この季節は尿石症、膀胱炎が目立ちます。トイレの砂がピンク色になったり、血尿が出ていたり、長い間トイレにいたりする時は、食欲があっても様子をみないですぐに来院しましょう。

犬の場合も同じです。猫は砂漠出身なので尿が濃いめです。寒さから運動不足になり、飲水量が減り、より濃いオシッコとなり結石が出来やすくなります。寒い季節は水入れをいつもより多めに置いて、水を飲ませる工夫が必要です。室温も25℃以上に心掛けます。

また、涙目や鼻水を伴う猫カゼも発症します。予防ワクチンを忘れずに行い、老猫や子猫は外に出さないように飼いましょう。体の抵抗力が弱くならないようにダンボール箱にフワフワの布を敷いてあげたりして保温対策をしてあげましょう。こたつを利用する時は、在宅でも弱温に設定します。長時間入っていると、猫やチワワ・パグなどの短頭種は、熱中症になります。

犬は散歩に良い季節になりました。紅葉を楽しみながら、いつもより長めのお散歩はいかがでしょう。お互いのストレス解消に間違いないですよ。