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2011年1月28日

夏は、熱射病に注意!

熱射病は、暖かく湿った気候のもとで非常に多く発生します。犬や猫は、足の裏の肉球をのぞいて、汗腺がないので、暑さは苦手です。犬は、パンティング(口を大きく開けハアハアと息をする)で熱を蒸散させることにより、必死で体温を調節しています。

限界をこえると日射病や熱射病になります。体温は、40℃を超え、嘔吐や痙攣、昏睡がおこり、死に至ることもあります。異常に気がついた場合には、すぐに病院に連絡してください。飼い主さんは、病院へ行くまでの間、冷水浴、ぬれタオルやうちわなどで、体温の冷却につとめてください。

また、熱中症にかかりやすいのは、生後45日位の新生仔や老齢、肥満気味、短頭種といわれるキャバリア・パグなどです。真夏のギラギラとした日中の外出は避けること。エアコンを停止した状態で車に犬を残して買い物などは、もってのほか!

家の中の留守番も高めでよいので、エアコンをつけて外出しましょう。外飼いの犬も日差しが当たり過ぎないよう犬小屋の位置に気をつけてあげましょう。

最近多いケースとして、熱で焼けたアスファルトでの肉球のヤケドです。夏の散歩は、早朝や夜の涼しい時間帯がおすすめです。室内飼いの子は、外の子より肉球が軟弱なので、気をつけてあげてください。